きまぐれノベルズ その三 〜疑惑の心〜 

 


彼は月に二回くらい遊びにきた。 
CD聴いたり、ギター弾いたり。 

そんな時、彼に対して疑惑の念が。 

それは俺が仕事帰り、彼から電話をもらって 
飲みに誘われたのだ。 
俺は昼におろした一万円を片手に電器店へ行き、 
彼と待ち合わせた。 
その間、俺はマウスを買ったんだ。

それを俺は今も使ってる。多分3000円くらい。

光学式でアオく光るんだ。 

まぁとにかく彼と待ち合わせて、

電車に揺られ、酒を買って俺のアパートへ。 
俺は潰れて寝てしまったんだけど、起きたらお金が減ってる気がする。

どう考えても5000円札はあるような気がするんだが、財布には1000円くらいしかない。 
でも俺は良く飲んで記憶を無くすし、彼を責められない。 
いやだが…俺は友達を疑わざるを得ないシチュエーションに混乱した。 

「どうしたんだっけ〜?」 
とか言いながら彼の顔をうかがった。 
彼は涼しい顔をしている。 
確かにあり得ないな。 

そう思いながら(それがたとえ誤解であっても) 
俺は彼に対する疑心暗鬼を強めていったのだ。 

俺の良くない心。 
俺はもう、彼を信用していない。

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送